今回は強化指定選手制度の選考を兼ねて高知県初の中学生クラブチームとして話題のKochi Crazy Diamond(クレイジーダイヤモンド)の練習を見学。練習内容や紅白戦でのプレーの質を確認。クラブチーム創設の背景を監督にインタビューしてきました!

ーレジアーカップ強化指定選手制度について

高知県内のバスケットボール競技レベル向上を目的として学生を社会人チームに招待します。違った環境でプレーをすることで、チームバスケへの適応力を培ってもらおうというプロジェクトです。アンダーカテゴリでの選抜や国体選考でもチームに適応する力が求められるので今後のバスケットボール競技での活躍の幅を広げていくきっかけにして欲しいです。

ークラブチーム概要

チーム名クレイジーダイヤモンドには”高知の熱狂する原石”の意味がある。2020年4月に監督を務める山田龍成さんが立ち上げた高知県唯一の中学生クラブチーム。県内の強豪校、明徳義塾高等学校とともに練習を行うなど、質の高い練習環境を設け、県を代表する選手の育成に取り組んでいる。

ー部員構成

2021年5月現在 中学2年生8名、中学1年生4名の計12名

ー山田監督へのインタビュー

and.Effect

Kochi Crazy Diamond立ち上げの経緯を教えてください。

山田監督

県外にはクラブチームがあるのに高知県には存在しない。高知県から有望な選手が生まれるよう、また全国大会などで好成績がおさめられるよう、競争力を高める環境が必要だと思い創設しました。
このチームに続いて、他チームが創設されるきっかけになればと思います。

山田監督

これまでにない領域のチームを立ち上げたことで、はじめは煙たがられると思っていましたが、高知県バスケット協会も協力的で助かりました。今では県内中学生リーグにも参加が許可されて試合数もこなせる体制ができました。

and.Effect

練習で大切にしていることはありますか?

山田監督

監督は選手の引き出しを増やすことしかできない、なるだけ監督の笛でプレーを止めないで、選手同士の気付きで練習を進めていけるのが理想。
最終的には選手自身が判断して選択するので判断力を養っていくという指導方針です。

and.Effect

確かに、ゲーム形式の練習では試合前に選手同士で作戦版を囲んでプレーの確認をする。試合中には相手チームの対策について意見を出し合う、などそういった場面が見られましたね。

山田監督

また、いい意味で”エゴイスト”になってください。と常に声をかけています。
我が我が!といった強気な気持ちも重要。自分がいく。一対一で「負けない!」「勝つんだ!」という気持ちでプレーをして欲しい。チャンレンジからでしか成功体験も失敗体験も生まれませんので、そういった経験を自身のレベルアップにつなげて欲しいと考えています。

and.Effect

チームでの課題、悩みはありますか?

山田監督

コロナ禍で練習活動が制限されていることもありますが、、、選手のリクルート活動ですかね。上の世代が次のカテゴリに進んでも、チームが機能するよう、学年ごとに部員数は一定数確保したいです。

and.Effect

クラブチームですが希望者であれば(バスケットの)経験がなくても大丈夫なのでしょうか?

山田監督

選手によってポテンシャルや成長速度は様々です。12歳から競技をはじめてプロになっている選手もたくさんいるので、まずは練習を見学、体験に来ていただいきたいです。


ー個々のスキルが高く、チームの練習着はとにかく派手!

チームの練習着はとにかく派手で、目立ってなんぼという監督の方針だとか。練習を観ていて感じたのは、ドリブルやシュートなど個々のスキルが高いということ。クラブチームに所属している選手ということは、それなりの覚悟でバスケットボールに取り組んでいるのだろう。また、練習中にチームメイト同士のコミュニケーションがとても多く、心の底からバスケを楽しんでいる印象でした。

現在部員は12名で1年生が4人と少なめ。目標が高い仲間が多ければ切磋琢磨して上達が相乗効果になる。また初心者でも中学校3年間の練習で活躍できる可能性は大いにあるので少しでも気になったら是非見学に行ってみて欲しいです。

見学、体験希望者の方は以下のフォームよりサイト運営者にご連絡ください。クレイジーダイヤモンド様に確認させていただき、後日ご返信させていただきます。
次回の投稿ではクレイジーダイヤモンド紅白戦の様子をご紹介します。超接戦で白熱試合でした!お楽しみに!

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